1923年の震災直後、当時同じ東京電灯の管轄であった伊香保軌道線の渋川地区から2輌が転入した。江ノ電が新規導入した単車としては(電動貨車を除き)最後のものである。震災の被害が甚だしかった当線への応援とも取れそうだが、移籍申請は震災前であったという。

木造2軸単車であったことは間違いないが、写真が見つかっていないために形態はわからない。電動貨車化後の記録から見て、台車は15〜22同様のブリル系統であったようである。

ボギー車導入後の1933年、23は無蓋電動貨車1へと改造された。24については不確かであるが、恐らく15〜22と同時期に廃車されていたものではないかと思われる。

編成

藤沢 鎌倉
23
24

各種データ

製造所 ---
制御方式 抵抗制御
駆動方式 吊掛式
車体 木製
車体長 ---
自重 ---
定員 ---
製造初年 明治40年代?
最大在籍数 2輌

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