1001Fの端台車TS-819(上)と連接台車TS-820。急曲線通過のため固定軸距は1,600mmと短く、モーターは前後
に伸びた側枠の間にステーを渡して車軸の外側に吊り掛けている。枕バネは3重のコイルバネを用い、加えて在来車で
も一部に採用していたオイルダンパーを装備する。その後、新製車の台車は1200形までほぼ同仕様で作られ、1500形
以降のカルダン車、カルダン化された旧型車の台車もこれらを基本として設計されている。なお、天地方向のものとは
別に枕木方向のオイルダンパーも設置されているが、これは後年の改造による。 (2011.06.18 江ノ島)

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