「タンコロ」時代に使用されていた引掛式方向板。原形では行先窓を装備していたため前面方向板はなく(側面に経由
表示があった)、これが登場したのは戦後である。末期は掲出せずに運用していたようだが、中央のものに見られるよう
に、通常の方向板は右下に使用車輌の車番が書き込まれていた。右の「自然科学電車」は、国鉄で運行していた同名列
車の接続便として運転されていたもの。 (2009.04.07 江ノ島駅待合室)

もどる