前照灯が2灯化されて間もない頃の302F。幕板は板を一枚張り重ねた格好で、窓廻りや腰板より一段出っ張ってい
る。この時代にはその下端に縁取り状の段が付いており、塗り分けもそこに合わせてあるのがわかる。この頃には303
Fと形態的な差異はほとんどないが、前灯の上に手掛けが付かないのが識別点。背後には建て替え間近の旧本社屋
が見える。(1983.03.12 江ノ島) ※転載元:JS3VXWの鉄道管理局

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