305の車内。2002年の501F廃車後は、板張りの床は本車のみとなった。旧型車標準だった緑のモケット、袖仕切に
縦の掴み棒がないのも今ではこの編成だけである。しかし一方で、床面以外の内装には冷房化時にかなり手が入って
おり、アイボリー系の化粧板やパイプの荷棚、オニギリ型の吊革等、近代的な意匠も併せ持つ。優先席の紫色モケット
とオレンジ色の吊革は2010年から採用されたもので、他編成も同様に交換されている。(2010.12.26 稲村ヶ崎)

もどる