▲5605F(2012.03.01 大船〜富士見町)
2009年、5000系3次車として3連1本(5605-5205-5606)が新製された。同年8月21日までに搬入、運用開始は10月13日。

5503Fの運用離脱に伴う慢性的な車輌不足から、編成数補充の形で入線。帯色は新造車全編成を違える方針に沿って黄緑色とされ、「湘南グリーンライン」の愛称が与えられた。

基本的な仕様は5500型に準じているが、冒進事故の調査結果を踏まえてVVVFインバータ装置に改良が施されているほか、JR福知山線脱線を受けた法令改正に対応し、新たに運転状況記録装置が搭載された。貫通扉周辺の造作も多少変更されており、先頭車の車番は新たに5600番代に繰り上げられた。貫通扉自体も5500型の青色に対し、帯色に合わせた緑色となっている。中間車は変わらず5200番代だが、形式標記は「5200」ではなく「5200A」とされている。

なお、前面扉内のヘッドマーク支持用金具は、5503Fと異なり営業開始後もしばらく付けられていなかったが、2009年12月までには他車同様に設置された。

編成

大船 湘南江の島
5605F 5605 5205 5606

各種データ

製造所 三菱重工
制御方式 VVVFインバータ制御(IGBT)
車体 アルミ製
自重 5600形17.1t、5200A形16.3t
定員 5500形70人、5200A形82人
製造初年 平成21年
在籍数 1編成

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 ディテール
2009.09.20 2009.11.22 2009.11.22
 過去の姿
2009.08.24 2009.09.20 2009.10.15 2009.11.22 2010.01.01 2011.09.19

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